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白内障はどんな症状が現れるの?

Release: 2019/02/25 Update: 2020/05/09

白内障は、水晶体が濁って眼の中に光が入らなくなるので、症状としては、薄暗く見えるようになる人が多いです。
水晶体の濁り方によっては、水晶体の中で光が乱反射を起こすので、まぶしいと感じる人もいます。
また、夜暗いところで、照明の明るい街頭や信号などの強い光を見た時に、昼間よりもその光をまぶしく感じることもあります。
これは、暗い場所では、人間の眼は少しでも多くの光を取り込むために、瞳孔を広く開いた状態になりますが、水晶体に濁りがあると、光が大きく開いた瞳孔に飛び込んでくるからです。
さらに、物がモヤモヤしたりぼやけたり霧がかかったように見えるのも白内障の症状です。
ただ、このような症状が現れても、「最近、眼が悪くなったな」と視力の低下だと思い込む人が多く、メガネやコンタクトレンズの度数を変えてもらうために眼科へ行って、白内障だとわかることもあります。
急に物が見えにくくなったり、視力検査で視力がかなり落ちた場合は、白内障の可能性があるので、眼科を受診してください。
白内障は水晶体が白く濁る病気ですが、初期の段階では、肉眼で判断するこはできません。
それに、白内障はかなり進行しないと眼が見えなくなることはありませんし、普段、私たちは両方の眼で物を見ているので、片方の眼が白内障で少し見えにくくなっていても、もう一方の眼が補っているので、日常的には問題がなく気づきにくいのです。
そのため、白内障を発症していても、長い間治療を受けずに放置してしまう場合が多いようです。
ちょっとした異変に気づいていたとしても、眼科が遠くてなかなか行けなかったり、眼科へ行く手段がなかったりすると、「特に日常生活に問題がないから受診しなくてもいいか」と自己判断で放置してしまい、白内障を進行させてしまう人もいます。
白内障が進行した場合は、手術を受ける以外に治療方法はありません。
初期の段階なら、薬剤による治療で進行を抑えて、手術を行う時期を先に延ばしたり、手術を受けずに済んだりすることもあります。
また、白内障の検査は、遠方視力検査や眼圧検査、眼に光を当てて異常を調べる検査などを行いますが、痛みもなく短時間で終わります。
白内障は、年齢が上がるにつれて発症しやすくなり、70歳代ではほとんどの人がかかっている病気です。
そのため、眼科を定期的に受診することで、白内障を発症していたとしても、身体への負担を軽減することができます。

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